八戸・アルパジョンの「サンタ号」が教習コースを走行 交通安全呼びかける
八戸のケーキ店「アルパジョン」(八戸市下長2)のアドトラックが登場するクリスマスイベントが12月20日、八戸モータースクール(石堂4)で開かれた。(八戸経済新聞) 同スクールが交通安全の大切さを呼びかけることを目的に2019年から取り組んできた同イベント。アドトラックとは、両側面と背面に広告を施した宣伝用トラックを指す。今年は、クリスマスに合わせて同店と伊藤商事(新井田)が青森県内で運行するサンタ号、ジャンボサンタ号、イエロークリスマスの3台が、同スクールの教習コースを走行した。約70人の市民が来場し、八戸警察署や八戸市の職員から交通安全を呼びかけるグッズを受け取った。 来場者は教習コース内に入り、アドトラックの走行を見学。サンタクロースやクリスマスツリーの模様が入ったアドトラックに照明がともされると、子どもたちは「キラキラしてキレイだね」「おっきいプレゼント積んでいるよ」などと話しながら見入っていた。サンタクロースからクッキーを受け取ったり、アドトラックを背に記念撮影したりするなどし、思い思いの時間を過ごした。 両者が青森県内で運行するクリスマスのアドトラックは、地元を元気づけようと2017(平成29)年から運行を始め、クリスマスの風物詩として県民に親しまれる。「サンタ号」は昨年、関東圏でも運行した。乗務員のあじゅサンタさんは「サンタ号で各地を巡り、訪れた先をクリスマスの聖地にしたい」と話す。 同スクールの深沢拓道さんは「毎年、在校生や地域の皆さんがこのイベントを楽しみにしている。地域の交通安全を担う自動車学校として、啓発活動を続けて行きたい」と話す。
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