万博の子ども無料招待めぐり「下見のチケット代は不要」 開幕1週間前に教育関係者の会場下見も検討
来年の大阪・関西万博の子ども無料招待事業を巡り、万博協会が開幕日の1週間前に教育関係者による会場の下見ができるよう検討していることが明らかになりました。 大阪・関西万博の子ども無料招待事業を巡っては、大阪府の有志の教職員らでつくる「おまかせHR研究会」が9月、大阪府に対し、希望時期に下見ができるようにすることなどを要望する請願書を提出していました。 教職員による万博会場の下見について、万博協会の石毛事務総長は25日の記者会見で「大事なのはわかるが3月はまだ工事が行われているので、早い段階の下見は難しい」と述べました。 その上で「開幕日の1週間前にテストランを行う。そのときに教育関係者も下見に入れるよう検討する」と話しました。 下見できる人数は、開幕後は3人と決めていますが、開幕前については検討中としています。 また、これまで下見について、協会側は「招待事業の参加をキャンセルするなら入場料を請求する」としていましたが、石毛総長は会見で「下見のチケット代はいただかないと決めた」と明らかにしました。 下見での入場料をめぐっては、大阪府の吉村知事が「徴収するのはおかしい」と述べ、協会側と協議しているとしていました。
ABCテレビ