水原一平氏の不在で懸念される「大谷翔平のリハビリ」 右肘の違和感を的確に球団に伝え、練習では撮影係も
懸念は「リハビリ」
「Full-Count」編集部の小谷真弥氏は、 「臨時通訳となったアイアトン氏は現在、球団編成部に属して選手育成を担っています。日本語に堪能で、かつて前田健太投手の通訳を務めていました」 としながら、 「プレー以外で大谷選手の身の回りに精通する水原氏の代わりが務まる人物は、なかなか探し出せないと思います。例えば昨年、右肘をケガした時も、大谷選手が抱える肘の違和感がエンゼルスのコーチ陣には伝わりにくかったのですが、英語が流暢で経験豊かな水原氏が間に入ることで、その感覚を的確に伝えることができました。また日頃の練習でも携帯端末で映像を撮影、打撃や投球を数値化して球団と共有していました。大谷選手は来季の二刀流復帰を目指しますが、あるいは投球のリハビリで影響が出てくるかもしれません」 “唯一無二の存在”は、あえなく自滅してしまったのだ。 関連記事「『うちで働いていた頃は…』 水原一平氏が勤めていた寿司店のオーナーシェフが明かす“素顔”」では、身近な人間だからこそ知る水原氏の素顔について報じている。 「週刊新潮」2024年4月4日号 掲載
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