日本テレビ社屋

　日本テレビの定例社長会見が30日、東京・汐留の同局で行われ、元NEWSでミュージシャンの手越祐也（36）が同局の「世界の果てまでイッテQ!」（日曜後7・58）に復帰することに関し、経緯を説明した。 【写真】超大物人気バンドのボーカルとツーショットの手越祐也 　今月29日、番組放送の最後に「近日公開」として、MCの内村光良が6年ぶりに祭り企画に参戦することを予告。その予告映像で「そしてもう一人…」と、手越の姿が映し出された。 　 　手越は「イッテQ」に番組開始時からレギュラー出演。チャラ男キャラと過酷な海外ロケに挑む姿で人気だったが、2020年5月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言下に飲食店に外出していたことが2度にわたって発覚。活動自粛となり、翌6月に事務所を退所した。これに伴い、「イッテQ！」など全レギュラー番組を事実上の降板となった。 　取締役専務執行役員の福田博之氏は、「ご本人と『イッテQ』の担当者が話をして、ご本人が当時のことを反省したことを確認した上で、まずは一度出演していただくことにした」と背景を明かした。 　また、復帰については「何をきっかけに…とは聞いていない」といい、「“イッテQファミリー”と出演者が言っているように、仲が良い。また仕事をしたいと思っていた人は多くいると思う」と人柄に触れ、「それはスタッフも一緒。世の中的にもご本人的にもコンディションが整っているのであれば、またやりたいということで。今回まず1回だけ出演を決めた」と説明した。