「秘書たちを信用し…」森まさこ参議院議員が参議院政治倫理審査会で弁明
FCT福島中央テレビ
「政治とカネの問題」の実態解明に繋がるか、自民党の派閥による「裏金問題」をめぐり、連日国会では追及が行われています。 12月18日は福島県選出の自民党の森まさこ参議院議員が参議院政治倫理審査会に出席し、本人への質疑と質疑と弁明が行われました。 ■立憲・木戸口英司 参議院議員 「(派閥の行為は)大変悪質な事案だと改めて言わせていただく。その点の認識は?」 ■自民・森まさこ参院議員 「ご指摘の通りだと思います。多くの議員がこの問題に関わっていたというとで国民のみなさんの信頼が地に落ちたと思っている」 18日の参議院の政治倫理審査会に出席したのは、福島県選出の自民党・森まさこ議員です。 派閥の政治資金パーティーをめぐり旧安倍派に所属していた森議員には収支報告書に282万円の不記載があったとされています。 これまで政治不信を招いたことを謝罪し「事務局長から記載しなくて良い」と言われていたなどと釈明していました。 この問題で「政治倫理審査会」という公の場で、森議員への質疑と弁明が行われました。 ■自民・森まさこ参院議員 「秘書たちを信用して、私自身が『まさか記載していないお金の動きはないですね?』などと確認をするなど収支報告書の記載内容を正確にするための行動がとれなかったことを深く反省しています」 ■立憲・木戸口英司 参議院議員 「(還付があったことが)議員に相談がなかったのはにわかに呑み込めない。それは本当にその通り?」 ■自民・森まさこ参院議員 「はいその通りです。私もこの問題が発覚して、秘書に『どうして言わなかったの?』と言いましたが秘書も『なんで自分で言わなかったんだろうか?議員に言わなくても良い、記載しなくて良いと(派閥から)言われてそうしてしまった。申し訳ございませんでした』と何回も謝罪していました」 ■立憲・木戸口英司 参議院議員 「派閥幹部の態度、あるいは色々な発言についてどのように感じているか」 ■自民・森まさこ参院議員 「なんで記載していなかったのかという理由がよくわからない。知りたいと思って色々な処に聞きましたがその理由は分からない」 森議員は、再発防止として秘書と風通し良く話し合いができる環境を作っていくと説明しています。