引退表明したばかりのGK 急転バルサで現役復帰へ 先週末にはお別れイベントに出席していた
昨季限りで現役引退した前ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)が、26日にもバルセロナ(スペイン1部リーグ)へ加入する見通しとなっている。バルセロナを中心に展開するスポーツ紙エル・ムンド・デポルティボやスポルトなど複数メディアが伝えている。 ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが右ひざの大けがを負い、今季中の戦線復帰が絶望的となったため、バルセロナが必要に迫られているGKの穴埋め策。シュチェスニーは今夏の欧州選手権を経て現役引退を表明。所属のユベントス(イタリア)とは契約を1年残していたがピッチを去ることにし、先週末にはお別れイベントに出席。家族とともにスペイン南部のマルベーリャで過ごしていたところに自由契約のGKを探していたバルセロナから連絡があったとみられる。 シュチェスニーはテア・シュテーゲンについて「私の友人で、彼の最善を願っている」としたうえで、スポルト紙の取材に対し「このオプションを検討しないのは失礼なことだと思う」と現役復帰に前向きな意志を示している。