監督が発熱で不在の西彼杵、逆転負けで初戦突破ならず 春の高校バレー
「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会は5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕した。女子の1回戦では、秋田令和が西彼杵(長崎)に2-1で逆転勝ちした。 【トーナメント表】第77回春高バレーの男女別組み合わせ 初出場の西彼杵は第1セットを奪うも逆転で敗れた。この日は発熱で井上博明監督が不在。佐藤佳音(かおん)(3年)は「速い攻撃に対応で慌ててしまった。成長した姿を見せたかったができなくて悔しい」と下を向いた。 現在の3年生9人は2023年に強豪、九州文化学園(長崎)から転任した井上監督を慕い、同校から転校。昨夏の全国高校総体は8強に入った。出野久仁子コーチは「先が見えない中で『何が何でもついていく』と転校してくれた。笑って終わりたかった」と話した。