マンションにEV充電器 九州電力が熊本市で初めて導入
熊本朝日放送
九州電力が、熊本では初めてマンション向けの電気自動車充電器を設置しました。 マンションの駐車場の区画1つ1つに設置された電気自動車の充電器。九州電力が展開しているサービスで、東京、埼玉、福岡に続き、熊本県内では初めて熊本市中央区九品寺の新築マンションに導入されました。 九電不動産 「マンションの付加価値向上とともに、カーボンニュートラルな時代を目指していければというので、分譲マンションに導入しております」 2050年までに脱炭素社会を実現するため、国は電気自動車の普及を促進していますが、中国などと比べ国内需要が伸びない要因の一つに充電インフラの不足があげられています。 九州電力 「電気自動車に乗っている人の9割が戸建てという情報がありますので、家で充電できる環境がないことを理由に電気自動車の購入に踏み切れない」 電気自動車の充電器をマンションに展開することで、少しでもEV普及の後押しになれば、新築だけでなく既存のマンションへの設置も可能で、国の補助金を活用することで20区画分までは費用負担なしで設置できるということです。 利用者は、スマホアプリ使って充電することができて、利用額は使用頻度によって月々5000円から1万4000円までの定額です。 九州電力 「電気自動車に簡単に切り替えられる世の中を作っていきたいと思っています」