【ずわい蟹は豪華すぎ……】コスパ最強&冬の味覚てんこ盛りな「天丼てんや」の期間限定メニューを実食してみた!
1989年に東京駅八重洲地下街にて1号店を出店以来、現在では国内外に約180店舗ほどを展開している天丼専門店「てんや」。旬や季節感を味わえるメニューや、ユニークな変わり種の天ぷらなど、きっとファンも少なくないのではないでしょうか。さて、そんな「てんや」より、11月16日(木)から冬の季節限定メニューが登場したのだそう! 【画像】豪華すぎ……「天丼てんや」の冬の限定メニュー実食レポートを詳しく、写真を見る(全12枚) 『かにと海老の冬天丼』と『冬のごちそう天丼』、どちらも冬の豪華食材をふんだんに使用した贅沢な一杯の予感がしますよね。両者ともにまず目を引くのは、今冬の主役として掲げられている「ずわい蟹」の脚。爪は以前にも販売がありましたが、脚はなんと2019年以来4年ぶりの登場なんです。私の中で、蟹の食べ方と言えば茹でる印象が強かったので、天ぷらという形で向き合うのは、なんとも新鮮な感覚がします。蟹というインパクトに心を掴まれ、早速2品を実食してきました。
『かにと海老の冬天丼』は、気分が上がる華やかさ! 彩り豊かで視覚的にも美味しい
かにと海老の冬天丼(みそ汁付) ¥920(税込) 内容: 海老、ずわい蟹、春菊と紅芯大根のつまみ揚げ、 赤魚、れんこん、赤かぶの酢漬け まずは『かにと海老の冬天丼』からいただきます。冬が旬の「ずわい蟹」をはじめ、人気の「海老」、ふっくらとした「赤魚」、シャキシャキ食感の「れんこん」、「春菊と紅芯大根のつまみ揚げ」 というラインナップ。口の中がさっぱりする「赤かぶの酢漬け」も添えられていました。彩りが華やかで、かなり食欲がそそられます。 今回の目玉である蟹から食べていきましょう。普段滅多にしない食べ方なので少しドキドキしましたが、口に含むとジューシーな味わいが広がりました! 繊細な甘みを楽しむことができます。ほろほろとした食感がクセになりそう。 続いて気になっていた赤魚も。どんぶりの端にありながらも、身が大きいため、視線が行ってしまうような存在感を放っていました。ふっくらしており軽いので、無限に食べられそうな感覚! そしてこのラインナップの中で特に私が感動したのが、実は「春菊と紅芯大根のつまみ揚げ」 なんです。正直、どうせ脇役的なポジションでしょ? と油断していたのですが、想像以上の美味しさでした。脇役には違いないのかもしれませんが、これは「名脇役」……だ! と一瞬で実感します。 去年の冬天丼では、かき揚げだったそうなのですが、今回は食感の良さを前面に出すため、つまみ揚げにしたのだとか。たしかに、紅芯大根のサイコロ切りなども相まって、食感が楽しい天ぷらに仕上がっていました。また、春菊の香り高さも魅力的です。つい蟹やエビといった人気者にばかり注目してしまいがちですが、改めて、このつまみ揚げや、シャキシャキれんこんといった野菜系天ぷらも侮れませんね。 メイン食材の蟹などのほか、赤魚や、紅芯大根、赤かぶというように、全体的に赤でまとめた一杯になっており、年末から新年に向けてのめでたさが感じられました。食べて美味しいのはもちろん、視覚的にも大満足です。