【夏の甲子園140キロ超投手・大会第4日】自己最速を更新する速球投手が続出!140キロ超えの投手は計19人!
第106回全国高等学校野球選手権の4日目となった10日。4試合が行われ、140キロ超え投手が8人現れた。 【一覧】大会第4日までの140キロ超投手 第1試合では、宮崎商の上山 純平投手(3年)が最速145キロをマークした。威力ある140キロ台の速球は光るものがあった。勝利した中京大中京の大型左腕・中井 遥次郎投手(3年)は最速143キロを計測している。 第2試合では、木更津総合の先発・千葉 雄斗投手(3年)が最速144キロの速球を計測し、7回途中まで投げて5失点の力投をみせた。リリーフしたサイドハンド・石澤 順平投手(3年)も最速140キロ。8回から登板した川端 勝利投手(2年)は自己最速の145キロを3キロ更新する148キロを記録し、高校2年生右腕の中では屈指の速球派といえるだろう。完投勝利をあげた神村学園の今村 拓未投手(3年)は最速140キロをマークし、着実にレベルアップしている。 第3試合では聖カタリナの190センチ右腕・有馬 恵叶投手(3年)が自己最速を3キロを更新する146キロを計測し、8回途中まで1失点の好投をみせた。120キロ後半のフォークの落差も大きく、愛媛大会から着実に進化を見せていた。なお有馬は試合後にプロ志望を表明した。 第4試合では日本航空の2年生右腕・柳澤 拓輝投手はこれまでの最速は142キロだったが、甲子園で5キロも更新する147キロをマーク。伸びのある球筋は素晴らしいものがあった。150キロへの憧れはあるものの、勝てる投手になることを誓った柳澤の将来が楽しみだ。 これで今大会の140キロ超え投手は19人となった。