橋本大輝が連覇へ大ピンチ 前半3種目終えてまさかの18位 あん馬で落下、つり輪で技認定されず
「パリ五輪・体操男子個人総合・決勝」(31日、ベルシー・アリーナ) 体操でもモヤモヤの採点が起こった。東京五輪2冠で、史上5人目の連覇に挑んだ橋本大輝(セントラルスポーツ)が苦しんでいる。2種目目のあん馬で痛恨の落下を喫すると、3種目目のつり輪で技の認定がされず、橋本は難度を示すDスコアが5・7の構成が5・3に。13・400点に終わり、前半3種目を終えて、40・999点で18位で折り返した。 【写真】また悪夢、ショック隠せず頭抱え込む橋本 2種目のあん馬で落下 初出場の岡は床、あん馬と好演技。つり輪では当初、橋本と同じく技の認定がされず5・9の構成が5・7とされたが、日本側が審判に確認を求めた結果、5・9に修正。前半3種目を終えて、42・932点で首位に立っている。 2人のライバルとみられていた中国のエース、張博恒は床でまさかのミス。途中で着地を乱し、前のめりに倒れ込み、手と頭をフロアについてしまうミスで13・233点とまさかの出遅れとなった。あん馬はミスなくこなし、つり輪でもハイスコアをマークし、前半3種目を終えて5位まで浮上してきた。