【凡人から超人へ!】相撲レスラー日下尚 グレコ40年ぶりの金へ 大関・琴櫻から指導&名前の由来はあの金メダリスト
今でも相撲部屋に出向いて、すり足や四股などに磨きをかけていると言い「大関の琴櫻関(佐渡ヶ嶽部屋)から足腰の連動や力の出し方を教えてもらいました。四股の踏み方一つでも全然自分の思っていたものと違うので、日頃の練習でも意識しています。力士との稽古に比べると、レスリングは同じ体重の選手なので、押し出すのは簡単ですね。外国人選手は結構(相撲スタイルに)イラついて、もろに顔に出てくれるので、自分としても効いてるなというのはあります」と手応えを感じています。
■五輪金メダルは"宿命"
初の大舞台で狙うのはもちろん頂点。名前の「尚」は2000年シドニー五輪の女子マラソン金メダリスト高橋尚子さんが由来でつけられたものです。「自分の名前の宿命というか、知らず知らずのうちに"五輪で金メダル"というのを意識して生きてきた。高橋尚子さんのように優勝して、自分が影響を与えてもらったように影響を与えたい。ここに来るまでにもいろんな時間をレスリングに使ってきたし、今は"超人"になりたい。そういった思いを全て込めて、パリの舞台で絶対に金メダルを取ります」 凡人から超人へ!日下選手の"宿命"、五輪の金メダルをかけた戦いに注目です。