難攻不落の城に笑う閻魔様!? ランパンプスが「落ちない」岐阜城を徹底調査!
仙田:その辺りが信長時代の石垣と言われております。これより上は、お城が昭和31年に建てられておりますので、それに合わせて組み直しております。 寺内:下からお城を見上げると本当に圧倒されるな!
仙田:関ヶ原の戦いで廃城になり、江戸時代はここにお城はなかったんです。明治になって「日本で最初の復興天守」ということで作られたんですが、失火により火事で昭和18年に全て焼失してしまって、こちらは改めて昭和31年に市民の皆さんが浄財をご寄付なさってお作りになられたんです。
――では城内に入ってみましょう。 寺内:このジオラマすごいですね。これは当時の姿ですか?
吉田:いえ、今の姿です。樹木などを除いて、地形が分かるようにしています。
寺内:ここに住んでたら絶対に攻められないよ。 小林:防犯は安心だよね。泥棒も入ってこれないと思う。 寺内:ただ、行き来が大変だよ。「岐阜城に挨拶行かない?」「いや、あそこきついっすよね」ってなっていただろうね(笑)。 吉田:こちらが、信長公です。
仙田:皆さんご存知なのは、教科書に出てくるお顔なんですが、実は、このお顔が一番信長公の本当のお顔に近いと云われています。
小林:そうなんだ! 仙田:本能寺の変で信長公の遺体が見つからなかったので、一年経ってから豊臣秀吉が盛大な葬儀を執り行う際に、2体の木造坐像を作りまして、1体は遺体として荼毘に付し、燃やしました。 寺内:見つからない遺体の代わりに! 仙田:もう1体は、京都の大徳寺に今も安置されていて、こちらはその複製になります。 小林:意外と小さく見えるけど、大きさも本人と一緒なんですか? 仙田:ほぼ等身大ですね。 寺内:当時の日本人は大きくはないもんね。 小林:だいぶ、いかり肩ですけどね(笑)。
寺内:平成肩パッドだ(笑)! 仙田:そういうお召し物ですね(笑)。 吉田:さて、こちらが天守閣になります。 小林:すごっ! 岐阜で一番綺麗な景色なんじゃないですか?