難攻不落の城に笑う閻魔様!? ランパンプスが「落ちない」岐阜城を徹底調査!
大澤:市の重要文化財になっております。 小林:金華山閻魔堂は、いつからここにあるんですか? 吉田:元は1358年、室町時代です。昭和50年にここに移されました。 小林:めっちゃ昔! 吉田:地元の守護職という当時の武将の方が岐阜市のお城の下にある下川手という場所に川手城(革手城)というお城を築きました。その時に鬼門、悪病除け、美濃の繁栄を願って作られたのが始まりになります。
小林:繁栄を願って閻魔様なんですか? 仙田:鬼門の位置に安置されましたので、魔除け、悪い厄を除けて、さらに皆さんに福が来ますようにということですね。
寺内:どこから見て鬼門の方向だったんですか? 仙田:岐阜市の中心部から見てですね。こちらが、北の閻魔様で、南の閻魔様は今でも川手の方にあります。 小林:この閻魔様の像はどのくらい昔のものなんですか? 吉田:お堂は最近のものなんですけど、閻魔様自体は当時のものになります。 小林:え? 当時のものなんですか? めちゃくちゃ綺麗!
吉田:昔の偉い方が作られて、一時、地元の有力者の方が保護されたんですけど、その方が昭和になってから寄付されて、ここに祀ったんです。 小林:この閻魔様、笑ってるじゃないですか? 作った時に、どういう意図があったんですか? 仙田:残念ながら、お顔の表情についてはわからないんですよ。 寺内:わかんないんだ。でも、笑った閻魔様が代々650年近く守ってくれているんですね。 小林:なぜ閻魔様に、入試必勝、学力向上のご利益があるんですか?
仙田:まず鬼門の位置の邪悪なものを入れない、という意味で、厄を除けます。厄を除けていただくということは、家内安全、交通安全などに繋がり、さらに、閻魔様は強い方でいらっしゃいますので、必勝祈願、勝負事にも、ということですね。
小林:このPスポに乗ってお参りするんですね?
仙田:そうですね。さらに、そこに鉛筆が置いてございますので、見ていただけますか? 小林:必勝祈願って書いてある! しかも、五角形ですね!