水族館も端午の節句、カピバラのオス・リオくんが“しょうぶ風呂”を満喫
中京テレビNEWS
5月5日、端午の節句の風習のひとつ“しょうぶ風呂”。元々は邪気払いの行事として強い香りを放つしょうぶが用いられ、“しょうぶ風呂”に浸かる風習が生まれました。武家の時代になると、「勝負」「尚武」に通じることから、男の子にふさわしい行事として、盛んにお祝いしたと言われています。 そんな日本ならではの風習を、「世界淡水魚園水族館」で暮らすカピバラのオス・リオくんも体験。5月3日~5月6日まで、カピバラを展示するプールに、“しょうぶ”を浮かべるイベント「カピバラのしょうぶ風呂」が開催されます。 これまで、四季を感じるプールをカピバラ達にプレゼントしてきた「世界淡水魚園水族館」。広報担当者によると、秋にはモミジ、冬には柚子、元旦には松の葉をカピバラ達のプールに浮かべてきたそう。
リオくんの“しょうぶ風呂姿”を見ようと、本日3日には、カピバラテラス前に約60名の来館者が集まりました。しかし、イベントの時間にはプールに入らなかったリオくん。広報担当者によると、しばらく待った後、40~50分後にプールに入る様子が見られたそうです。 アマゾン川流域の水辺に生息するカピバラは、指の間に水かきがついており、泳ぎが得意。天敵などから身を隠すために、5分以上も水の中に潜ることができるそう。そんな潜る様子もプールでは見ることができます。 「カピバラのしょうぶ風呂」は、館内1階のカピバラテラスにて、5月6日(月)まで毎日15時から開催中です。