飯豊まりえ&影山優佳&浅香航大がクランクアップ「感情と向き合うことの大切さに気づかされた」<オクトー Season2>
飯豊まりえが主演を務める「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ※Lemino、Hulu、TVerでも配信)。2カ月に及ぶ撮影がついに終了し、飯豊、影山優佳、浅香航大が揃ってクランクアップを迎えた。 【写真】影山優佳がコメント「自分を愛したいと思える作品だった」 ■飯豊まりえコメント ――撮影を終え、今の気持ちは? 撮影がハードだったので、撮りきれるかなという不安もありましたが、無事に最後まで走りきれてホッとしています。オクトーは感情と向き合っていく物語なので、共演者の皆さんやスタッフの皆さんと毎日現場で顔をあわせて自分自身も感情について考えさせられて、勉強になった2か月でした。 ――心野朱梨としての成長を演じてみていかがでしたか 姉に対する思いや風早さんに対する思いを大切に演じたいと思っていました。同じ感情というのは一つもなく、環境や人や状況によって都度変化していくものです。今回も色んな容疑者の方の犯行の動機を見てきましたが、抱えている悩みが私自身にも響いて、どれも共感できるような、もしかしたら自分もそうなり得るかもしれない、と他人事には思えないのがこのドラマの不思議なところでした。朱梨として、姉に対する思いとリンクする事件とたいじする中で、自分自身の感情や相手の感情と向き合うことの大切さに、気づかされました。 ――視聴者へメッセージ オクトーは犯人を見つけることや、トリック暴く! ではなく、人の感情と向き合っていくドラマです。感情って自分ひとりでは理解できない、相手がいるからこそ考えて感じて理解して向き合えると思います。オクトーは自分や相手の感情を理解して向き合っていく大切さに気付かされるようなそんな作品ですし、私も改めて感情と向き合うことの大切に気づかされました。是非最終回もご覧ください。 ■影山優佳コメント ――撮影を終え、今の気持ちは? 2か月間が濃密で充実した毎日でしたし、こんなに楽しいと思えるお仕事期間もなかなかなかったので幸せだなという気持ちです。 ――撮影中印象に残っている出来事は? 撮影期間が夏だったので、暑さをみんなで乗り越えよう!と気持ちが同じ方向に向いていたのがありがたかったですし、ケータリング何かな、とみんなで噂したりとか、そんな一瞬一瞬がクランクアップを迎えて蘇ってきました。特に、Season1を拝見していたので、犯人の目の寄りのカットとかは、いちファンとしても勉強になるシーンが多かったです。 ――視聴者へメッセージ 刑事ものではありますが、一人ひとりの心や人生に注目した作品になっていて動機や犯行の内容については想像しがたいものがあるかもしれないけれど、一人ひとりの心の揺れ動きは、自分に重ねて考える時間や猶予をくれる作品だと思いますし、誰かを愛するために自分を愛したいと思える作品だと思うので、ゆっくりじっくり何度も味わって観ていただきたい作品です! ■浅香航大コメント ――撮影を終え、今の気持ちは? Season1からやってきて、Season2もできたことが幸せですし、本当に終わってしまうんだな、という思いがこみ上げてきました。 ――印象に残ったシーンは? Season2 は立場的な役回りから、心野と一緒に動くシーンは少なかったですが、その中でも心野と二人のシーンは飯豊さんと「懐かしいね」と言いながら撮影していていたので印象に残っています。飯豊さんと二人のシーンは安心感がありますし阿吽の呼吸でリラックスしながらお芝居を組み立てていけたような気がしていて、Season1からの信頼感があると思っています。 ――視聴者へのメッセージ このドラマは感情に寄り添った刑事ドラマで、扱っている内容は現代社会と関連の強い内容になっています。ゲストの方々が毎話魅力的なお芝居をされていて、何度見ても楽しめる内容になっていると思いますので何度もおかわりしていただければ嬉しいです! ■最終回あらすじ 山神(安井順平)を殺害した凶器のナイフから風早(浅香航大)の指紋が検出されたと知り、衝撃を受ける朱梨(飯豊まりえ)。そんな彼女のもとに、風早から電話がかかってくる。風早は朱梨に「山神を殺したのは自分だ」と伝え、まもなく逮捕される。 風早は監察官の聴取でも犯行を認め、山神への憎しみをあらわにする。朱梨は風早の真意を知るため、滝沢(影山優佳)とともに聴取に臨む。風早は朱梨たちに、犯行の経緯を語る。朱梨が風早に見た色は、“恐れ”を表す緑色だった。風早が何かを隠していると確信した朱梨は、風早の本当の色を見つけると決意する。 朱梨と滝沢は、紫織(松井玲奈)から事情を聞く。紫織は山神の別荘で、山神と多々良(西原亜希)の娘・さくら(永尾柚乃)とずっと一緒にいた。紫織は、山神を最後に見たのは朱梨が救出に来る直前で、風早の姿は見なかったと証言する。 朱梨は、クリット(Great)に山神を殺害したナイフから「残留感情」を読み取ってもらう。ナイフに触れたクリットは、朱梨と同じく“恐れ”の感情を読み取り、さらに風早以外の誰かの感情も残っていると告げる。 しかし、その誰かの感情は奥深くに眠っているような状態で、はっきりしないという。“奥深くに眠っている感情”は大きな手掛かりだったが、その正体を明らかにする方法が分からず、朱梨は行き詰まってしまう。