「オーラで眩しすぎる」キャサリン妃一家の映像が話題に…主役の座を本当に奪った、ある王族とは?
<エディンバラ公フィリップ殿下の追悼式典でのキャサリン妃とその家族の輝きが話題になる一方、礼拝が霞んでしまう事態も...>
キャサリン妃が家族を率いて、フィリップ殿下の追悼礼拝に向かう映像がSNSで話題になっている。 【話題の動画】「オーラで眩しすぎる」キャサリン妃一家 2022年3月、ロンドンのウェストミンスター寺院で(前年の2021年4月に逝去した)エディンバラ公フィリップ殿下に敬意を表してイギリス王室のメンバーが集まった。 「オーラ」というキャプションが付けられた、キャサリン妃、ウィリアム王子、ジョージ王子、シャーロット王女が教会に到着、そして退出する映像は49万9000回以上視聴され、2万2000回以上の「いいね」を獲得。 「画面越しから一家のオーラを感じる」「キャサリン妃は80年代の雰囲気を醸し出している」などコメントされている。 キャサリン妃は「アレッサンドラ・リッチ(Alessandra Rich)」による紺色の水玉模様のドレスに「Lock & Co. Hatters(ロックアンドコー ハッターズ)」の帽子を身に着け、故ダイアナ妃が所有していた真珠のイヤリングを合わせた。 この追悼礼拝はフィリップ殿下の逝去から約1年後に行なわれたものだが、その時は誰も女王の余命がわずかであることを知る由もなかった。 女王はこの数カ月前の2021年末のクリスマスメッセージで、フィリップ殿下を失った喪失がいかに深いかを述べ、そして自身の健康状態も万全ではないことを次のように示唆していた。 「クリスマスは多くの人にとって大きな喜びと幸せの時間ですが、大切な人を失った人々にとっては困難な時間になることもあります。今年は、特にその理由が分かります。しかし、私は愛するフィリップが亡くなってからの数カ月間、彼の人生と功績に対する多くの国々、イギリス連邦、そして世界中からの温かい言葉によって大きな慰めを得ました」 当時首相だったボリス・ジョンソン氏は最近出版した著書『Unleashed(解き放たれる)』の中で、「女王は夏の間、自分の旅立ちについて悟り、覚悟していた」と、2022年の夏までに女王自身が自分の死期が近づいていることを悟っていたことに言及している。 そのフィリップ殿下の追悼礼拝の前にヘンリー王子がアメリカから参列するかに関する報道が過熱していたが、結局出席せず、代わりに別の王族が話題をかっさらってしまった。 その人物とは、性犯罪者であるジェフリー・エプスタインとの親交が明らかになり、公務から退いた、女王の次男であるヨーク公アンドルー王子だ。母エリザベス女王をウェストミンスター寺院内の席まで案内する姿がイギリスの新聞の一面を飾ったのだった。 イギリス人ジャーナリストで『エンドゲーム(ENDGAME)』の著者であるオミッド・スコビー氏は、本誌のポッドキャスト番組「ロイヤルレポート」で、次のようにかつて語っている。 「その瞬間、女王を支えたかった私たちは憤慨しました。女王のための日になることを望み、美しい礼拝だったのです。(略)私はただ怒りを感じました。なぜなら、すべてがどう進むのか分かっていたからです。主役がアンドルー王子に移り、礼拝自体が完全に霞んでしまうだろう、と。そして、それが本当に起きたのです」
ジャック・ロイストン