中田璃士、初優勝も笑顔なし…ジャンプで転倒「自分が思っていた勝ち方とは違った」【フィギュア全日本ジュニア男子】
◇17日 フィギュアスケート 全日本ジュニア選手権最終日(広島市、ひろしんビッグウェーブ) 男女のフリーが行われ、男子は昨年のジュニア・グランプリ(GP)ファイナルを優勝し、今年2月の世界ジュニア選手権は2位だった中田璃士(りお、16)=TOKIOインカラミ=が合計220・47点で初優勝を飾った。 冒頭の4回転トーループを決めてGOE(出来栄え点)2・85点を獲得したものの、3本目の連続ジャンプで転倒するなど、不本意な出来。初優勝こそかなったが「自分が思っていた勝ち方とは違った。うれしいというよりは悔しい」と笑顔はなかった。 12月には、日本男子初の連覇をかけたジュニア・GPファイナル(フランス)が待つ。「連覇するのがまずは目標だけど、連覇にふさわしい勝ち方をしたい」。優勝してなお感じた悔しさをかみしめつつ、次へと視線を向けた。
中日スポーツ