太りやすい人・太りにくい人の違い!太りにくい人が多く持っているものとは
痩せ細胞を増やす食べ物は?
福島さんによると、痩せ細胞を増やす、または活性化させる働きのある食べ物は次の通りです。 <痩せ細胞を増やす(活性化させる)食べ物> ・トウガラシ(カプサイシン、カプシノイド) ・ウコン(クルクミン) ・黒しょうが ・魚油(EPA、DHA) トウガラシや、カレーに使われるウコンは身近で手に入りやすく、毎日の食事にうまく取り入れられそう。トウガラシが入った調味料は肉や汁物、納豆などにちょい足しすることもできますし、ウコンパウダーも炒め物などに幅広く使えます。 黒しょうがは、「黒ウコン」「ブラックジンジャー」とも呼ばれ、脂肪の代謝を高めるとして注目されている食べ物です。ネット通販などで手軽に購入でき、こちらも炒め物や煮物のちょい足しアレンジに使えます。パウダー状のものなら、紅茶にプラスしてもおいしくいただけます。 そして魚油は、イワシ、サバ、カツオなどの青魚に多く含まれる油で、オメガ3脂肪酸のEPAとDHAを含んでいるのが特徴です。EPAとDHAを含む「MCTオイル」などを活用するのも一手。MCTオイルなら、サラダや納豆、みそ汁などにちょい足しで便利に使えます。もちろん、青魚を直接食べることでも魚油を摂取できますよ。
ダイエットをサポートする成分にも注目
痩せ細胞に働きかける成分では、ミツバチ産品のプロポリスにも注目です。福島さんは、「プロポリスは、痩せ細胞を増やす働きに加え、その働きを活性化させる作用もあることがわかってきています」と話します。 「プロポリスに含まれるアルテピリンCという成分が、白色脂肪細胞からベージュ脂肪細胞が作られるのを促したという研究発表があります。また、アルテピリンCがベージュ脂肪細胞に直接作用し、脂肪分を分解して熱を生み出し、エネルギー消費量を増やしたという報告もあります」(福島さん) プロポリスは他にも、食べることで体脂肪が減少したという研究結果もあるのだとか。 痩せ細胞にアプローチするちょい足し食材や成分を取り入れて、太りにくい痩せ体質に近づきたいですね! 取材協力:山田養蜂場健康科学研究所
はちみつライフ