古坂大魔王「とくダネ!」共演の小倉智昭さんを長文で追悼「自らの病気のことすら自分でいじって和ませ…」
お笑いタレント・古坂大魔王(51)が10日に自身のツイッターを更新。フジテレビ「とくダネ!」で共演したキャスター・小倉智昭(おぐら・ともあき)さんを、742文字という長文で追悼した。 【写真あり】10月に集まったばかり…古市憲寿氏や伊藤利尋アナらと自宅で笑顔の小倉さん 以下、全文 人は産まれてきたら必ず死ぬ。 子供の頃から不思議で仕方なかった。なんならその「死」の恐怖に怯えない日はなかった。時間の流れに打ち勝てる存在などない。、いや、あるとしても「実感」するのは難しい。 僕がワイドショーやニュース番組などでコメンテーター「もどき」をする事など夢にも見ず。ピコ太郎さんが世界ブレイクしてすぐに話が舞い降りた。「とくダネ」である。 芸人が時勢の話題について語るなど「天下取った芸人」の特権。そう思っていたのでそのような話は受けないつもりだったが「とくダネ」はその当時1番の「本音」を匂わせ影響を与える番組だったので…決死の覚悟で受けさせてもらった。 「大魔王はさ…」 そう呼んでくれるのは小倉さんしかいなかった。その度にネットで「こんな真面目な話題で"大魔王ってよ"」と書かれたりもした。 打ち合わせ終わりスタジオに向かう階段で 「僕なんてヘンテコな意見とかしか言わないのに大丈夫すかね??」 そう聞くと階段でわざわざ振り返って 「何言ってんだよ。俺の方が言ってるよ。大魔王は大魔王しか知らない世界見てきたからそこ教えてよ!しかも面白くしてよ!」 本当に好奇心に溢れてる人なんだと思いました。 自らの病気のことすら自分でいじって和ませたり、俺の強めの弄りですら笑ってくれてた。 「俺、ピコ太郎だと"ヒヨコ選別"が好きなんだよ。だってくだらなすぎるもん!なんだよ?!ヒヨコ選別ってよ!?」 だから、一回だけとくダネでピコ太郎さんがライブやらせてもらった時に歌わせた。やはり笑ってくれた。 人は産まれてきて必ず死ぬ。 で、 「どう生きたか?」 僕なんかはほんの少ししか直接は関われなかったけど… そう生きたんですね? 素敵でした! 素敵です。まさに素敵です。 お疲れ様っした。また宜しくお願いします。 古坂大魔王