中森明菜 コロナ禍の過ごし方「テレビを見ているだけじゃつぶれない」 必要なかった必須アイテムとは
今年7月に6年半ぶりにファンの前で歌唱した歌手の中森明菜(59)が、15日放送のニッポン放送特別番組「中森明菜のオールタイムリクエスト」(後5・30)に出演し、コロナ禍の生活について語った。 【写真あり】「TATOO」でコラボした香取慎吾との2ショット ラジオパーソナリティーを務めるのは、復帰後初めて。番組にはリスナーから多数の質問メールが届いた。その中の一つがコロナ禍にどう過ごしていたかだった。 体調不良による活動制限中でもあり、プライベートは謎に包まれていた。明菜は「ほとんど家から出ていませんでしたね」と告白。「家の中では時間なんてテレビを見ているだけじゃつぶれないので、トレーニング器具が何個かあるんですが、それでエアロバイクだったら1時間、こぎながらテレビ見たりとか、腹筋の器具とかあるので、そういうのをやりながら。でもテレビは一日中、付いてましたね」と、テレビやトレーニング器具とともに過ごす日々を明かした。 大の明菜ファンを公言するミッツ・マングローブは「私とマツコさんは大変だった時に、“明菜はコロナを知らないよね”って(話していた)」と、いじり気味にコメント。すると明菜は「でも、マスクは1枚も持ってませんでした」と明かし、驚かせた。 82年に「スローモーション」で歌手デビューし、「少女A」「セカンド・ラブ」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」、さらに日本レコード大賞を2年連続で受賞した「ミ・アモーレ」「DESIRE―情熱―」など、数々のヒット曲を世に送り出した明菜。番組は、デビューからこれまで発表してきた楽曲を、リスナーのリクエストやメッセージとともに紹介。昨年はミッツと垣花が出演し、明菜からは音声コメントが届いたが、今年は自らパーソナリティーとして番組に参加した。 2010年に体調不良で芸能活動を休止し、今も調子を見ながらの活動が続く。それでも14年大みそかのNHK紅白歌合戦では、米国のレコーディングスタジオから生出演。12年ぶりの紅白出場で、ファンを喜ばせた。 デビュー40周年を迎えた22年には、個人事務所を設立。公式X(旧ツイッター)では、近況報告とともに復帰を宣言した。「今年2022年は、デビューをさせていただいていから40年になります。デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合ってきておりましたが、まだ万全な体調とは言えません。ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです」と呼びかけていた。 その言葉通り、近年は活動を活発化させている。昨年12月には公式YouTubeを開設。今年7月にはファンクラブイベントを開催し、17年末のディナーショー以来、約7年ぶりに公の場に姿を現した。イベントではジャズ風にアレンジされた「北ウイング」を歌唱し、涙ぐむ場面もあった。 Xの書き出しは「いつも応援してくださるファンのみなさまへ」がお決まりの一言。長年、支えてくれたファンへの恩返しへ、大きな一歩となる出演になった。