スーツ姿で居酒屋で談笑…「新党結成」の噂が飛び出す石丸伸二氏が下町・月島で会った「業界の大物」
都知事選を終えても、石丸伸二氏(41)の注目度は高まるばかりだ。 日本テレビの選挙速報特番内での社会学者・古市憲寿氏(39)のやり取りが“石丸構文”と呼ばれSNSを中心に注目を集めたかと思えば、永田町では「新党立ち上げ」の噂が飛び交うなど話題に事欠かない石丸氏。その後も一挙手一投足がメディアを賑わせ、一躍“時の人”となっている。 【画像】オーラがすごい…有名プロデューサーと「下町の夜」を過ごす石丸伸二氏 多忙を極めるスケジュールの中、FRIDAYデジタルはその“貴重なオフ姿”をキャッチした。 7月中旬、選挙を終えて間もない石丸氏が姿を現したのはもんじゃ焼きの名店が並ぶ東京の下町・月島だった。店内で合流したのか、居酒屋から連れ立って出てきた相手は、気心の知れた人物だった。 「元テレビ東京のプロデューサーで動画メディア『ReHacQ-リハック-』を運営する高橋弘樹(43)です。石丸はこの夜、『ReHacQ-リハック-』に出演する予定でした。ネットで炎上していた彼にとって、挽回のチャンスを掴むことが重要だったのでしょう。生放送を前に打ち合わせ場所に居酒屋を選ぶあたりに、気の置けない二人の関係が伺えますね。 実際、石丸と高橋の関係は非常に深いものがあります。高橋は、石丸がまだ無名だった安芸高田市長時代にわざわざ取材に訪れ、その実績を取り上げた人物です。石丸も、『自分を見出してくれたのは高橋さんだ』と公言しており、その信頼関係は相当なものです。おそらく、この日の打ち合わせでは、今後の展開や戦略について話し合っていたのだと思います。二人の関係には、単なる仕事仲間以上のモノが見て取れますね」(民放テレビプロデューサー) 居酒屋で1時間ほど過ごした後、石丸氏と高橋氏は一緒にタクシーに乗り込み、収録現場へと向かった。笑顔を浮かべながら店を後にする二人の姿が印象的だ。 放送が始まると、収録には米国イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏(39)や、政治団体「NHKから国民を守る党(NHK党)」の立花孝志党首(56)が飛び入り参加。さらに、一般視聴者も次々と加わり、まるで初期の『ニコニコ生放送』を彷彿とさせるカオスな状況に陥った。しかし、石丸は、ホームグラウンドともいえる“場所”で終始リラックスしているようにみえた。 番組内では高橋氏が、SNSなどで話題となる石丸氏の対話姿勢について「対応が厳しめでしたよね。どういう意図が?」と問うと、石丸氏は「コミュニケーションの基本としてミラーリングする。善意には善意で、敵意には敵意で返す」と説明。さらに、「雑な質問には相応の対応をする。雑に答えるとグチャグチャになるので、整理する必要がある。真剣に調べてきている場合には、それに見合った回答を返す」と持論を展開した。 同時視聴者数が15万人を超えた5時間以上の生放送は、深夜2時過ぎまで続いた。寿司をつまみ、酒を飲みながらの和やかな雰囲気の中で、石丸氏の評価は確実に上昇したようだ。放送は総再生回数300万回を突破し、コメント欄には「石丸さんを見直した」「こんなに柔らかい人だとは」「本当に神回!」といった声が寄せられた。この結果を見る限り、石丸と高橋の“作戦”は見事に成功したと言えるだろう。 彼は末恐ろしい“怪物”なのか、それともただの賑やかし役なのか。その次なる一手に、誰もが目を離せない。
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