59歳、2年で美尻に変われた!腰痛持ちの主婦が、ヨガ講師になり下半身太りを解消できた理由【わたしリスタート#1】
人生後半、何かを始めるなら、いつ?
50代から新しい一歩を踏み出して、第二の人生を歩み始めた人たちを追う「わたしリスタート」。 長年の重い腰痛に苦しんでいた中田薫さん(59歳)が、ヨガに出合ったのは50代目前。ヨガの効果に感動した中田さんは、初心者だったにも関わらず、ヨガインストラクターを養成するスクールに50歳でに入学。近所でのヨガサークル講師を経て、2017年、51歳のときに新大久保に「YOGA STUDIO SOL」をオープン。 現在は、踊る美尻ヨガ講師として、流行の曲に合わせたダンスチャレンジ動画を投稿して話題に。明るくおもろい中田さんだが、30代、40代は専業主婦で母としての自分しかなく、苦しい時期があったのだそう。 ヨガを始めて、体も心も、生き方そのものが変わったという中田さんが、50代で変われた理由をお聞きしました。 ※この記事はHALMEK up「おとなリスタート」特集のインタビューより一部抜粋しています
50代、未経験でヨガ講師になろうと決意
中田薫さん(以下、中田さん) 「19歳のときに椎間板ヘルニアになって以来30年悩まされていた腰痛が改善したときに、心底、感動して。しかも、正しい姿勢や体の使い方を覚えたことで、ピーク時より10キロ近く痩せて、ボディラインがきれいになったんです。 もともと若い頃にスポーツインストラクターをしていたのもあり、私のような重い腰痛が少しでも軽くなるのであれば、みんなにも教えてあげたいなと。 それで、初心者なのに、最初からインストラクター養成講座に通うことにしました」
40代でPTSDに。回復のきっかけは……
中田さん 「40代前半、突然の事故でショッキングな場面に直面してしまい、数か月間、PTSDで苦しみました。食欲はなくなり、眠れない、一人でお風呂に入ることもできない状態で家に引きこもるように。自分ではどうしようもできず、夫や子どもたちにもたくさん迷惑をかけてしまいました。 そんなある日、ソファでぼーっとしていたら、エグザイルが汗を飛び散らせて、キラキラの笑顔で踊っているのがテレビに映ったんです。それを見た瞬間、同じ時代を生きる同じ人間。なのに、下を向き家族にすら笑顔を見せることができない自分。あまりのギャップに衝撃を受けたんです。 あっち側がいい!私も人に元気を与える存在になりたい。そう強く思うようになりました」