小さな巨人健在 アルテューベが通算11度目のマルチ本塁打でライバルのレンジャーズ粉砕
◆米大リーグ アストロズ8―5レンジャーズ(14日・米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク) 身長168センチの小さな巨人、アストロズのホセ・アルテューベ内野手が14日(日本時間15日)、本拠のレンジャーズ戦で、通算36本目の初回先頭打者アーチを含め自身11度目のマルチ本塁打となる4、5号を放った。 同じテキサス州のライバル、レンジャーズ相手に爆発した。初回先頭打者で左翼ポール直撃の先制アーチを放つと、3回にはカウント3―0から、開幕から好調のイオバルディの直球を狙い打って2打席連続アーチを左翼スタンド中段に叩き込んだ。 2月に来季から2029年までの5年総額1億2500万ドル(約188億円)の延長契約を結んだ33歳は開幕から自己新記録の10試合連続安打、そしてこの日まで16試合連続出塁と絶好調。 ナ・リーグではドジャースの大谷翔平が15本の長打を放っているが、アルテューベも二塁打8、本塁打5で長打13本はア・リーグトップタイ。打率3割8分2厘、OPS1・183はともにリーグ2位につけている。
報知新聞社