岡田将生“蒼”、星田英利“まっさん”に「おめぇは何と向き合ってんだ」と聞かれ悩む…柄本時生“裕ちゃん”は掃除屋をやめたいと告白<錦糸町パラダイス>
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)の第10話が、9月13日(金)に放送される。 【写真】まっさん(星田英利)を悲しそうな顔で見る蒼(岡田将生) ■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ 東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。 ■登場人物の役どころは… 掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。 賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。 一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。 さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。 ■第10話のあらすじ 第10話は―― 蒼(岡田将生)は、小学4年生の時、母・なみえ(濱田マリ)による虐待と同級生からのいじめに苦しんでいて、その時期にまっさん(星田英利)と出会う。なみえや同級生から救ってくれたのをきっかけに駄菓子屋さんに通うようになった蒼と、特に喋らないもののいつも一緒にいてくれた。中学2年生になっても友達はいなかったが寂しさはまっさんが埋めてくれた。 ――という物語が描かれる。 ■「俺は、ずっーと見てたぞ、おめぇのこと」 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、「一人じゃないって思ってたの」というせりふと共に、屋上に出るドアの前で座りながらアイスを食べる蒼の姿が映し出され、スタートする。 その後、「今日はよ、お別れしに来たんだよ」という声と一緒に、蒼とまっさんが屋上で話をするシーンが流れ、さらに、「俺は、ずっーと見てたぞ、おめぇのこと」というせりふの後に、小さい頃の蒼をバックでを叩こうとしているなみえを止めようとするまっさんの姿や、転んでいる小さい頃の蒼の荷物を拾うまっさんの姿が。 さらに、男性と腕を組む若い頃のなみえの姿と、そんななみえをみる学生時代の蒼の姿と、さまざまな年代の蒼が楽しそうにまっさんと過ごす姿と一緒に「おめぇは人の痛み、人一倍分かってるもんな。光のような存在だよ、おめぇは」という声が。 また、場面が切り替わると、「好きな人は?」「いない」「大事な人は?」「いない」という声と共になみえとかおる(光石研)がカラオケを楽しむ様子が流れ、続けて、涙を見せる蒼に「おめぇは何と向き合ってんだ」と問うまっさんの姿と、「ああああああ!」と叫ぶ蒼の姿が。 そして、最後に、裕ちゃんが「おれ、掃除屋やめようと思ってる」と話し、「分かった」と返事をする大助の後ろ姿が映し出され、動画は幕を閉じる。