「ビーリアル」を使ったマッチングアプリが続々登場:4歳以上利用可は問題ないの?
「BeMate」はBeMatch.と極めて近しいアプリの1つ。BeMateも画面に流れてくるビーマッチの写真をスワイプすることで気になる人を見つけることのできるアプリです。マッチするとSNSのリンクをシェアでき、メッセージ内でやりとりすることもできます。 このようにビーリアルをベースとしたアプリが続々登場しているのが現状です。
「4歳以上利用可」の危険性は非常に大きい
先にご紹介したアプリの中でも、特に人気が拡大しているのは日本企業が運営する「BeMatch.」。そしてBeMatch.の特徴的な点は、利用年齢が「4歳以上」と設定されていることです。 ちなみにBeSwipe.とBeMateは12歳以上と、いずれも未成年が利用できる設定になっています。 ・4歳以上 ・12歳以上 という年齢から「実質的なマッチングアプリ」が使えることには疑念の声があります。その理由は「出会い系サイト規制法」です。 「出会い系サイト規制法(インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律)」により、マッチングアプリは18歳未満の登録はできません。そのため、マッチングアプリは高校生を除く18歳以上が法に基づく登録対象となります。 一方でビーリアルを用いた一部のアプリでは、実質的な「マッチングアプリ」の機能を提供しながらも「4歳以上」から登録可能としているケースが見られ、出会い系サイト規制法に基づく規制対象ではないか?という声が上がっています。 ビーリアルはZ世代に欠かせないアプリとして定着する半面で、そのコンセプトから逸脱し始めている「マッチングアプリとしての利用」に関してはその行方が良い意味でも悪い意味でも注目されます。
オトナライフ