動画配信サービスのブランドセーフティを確保した優良広告面に配信する「AaaS with DV」提供
博報堂DYメディアパートナーズは、動画配信サービスのブランドセーフティ(ブランドを損なうコンテンツへの配信防止)を確保した優良な広告面への配信を効率的に可能にする新ソリューション「AaaS with DV」の提供を始めた、と9月25日発表した。業務提携したデジタルメディア測定事業の米国DoubleVerify(ダブルベリファイ)=DV=の技術を活用した。 業務提携の第1弾。動画配信サービスには毎日さまざまなユーザーが膨大な量のコンテンツをアップロードするため、広告配信でのブランドセーフティと効率性が課題になっている。優良広告面への配信は通常配信より費用がかかるが、AaaS with DVはAI(人工知能)による分析、入札、オペレーション管理で配信ペースやタイミングを最適化してコストを抑える。
優良広告面への配信費用を通常配信と比較すると平均1.18倍になるものの、AaaS with DVでの配信だと1.03倍に下がる。さらに、優良広告面への配信では、動画広告の視聴完了率が通常配信と比べて1.26倍になると確認。広告効果の向上も期待できるという。両社は7月に業務提携した。今後もそれぞれの強みを生かしたソリューション商品の開発を進めていく。