光岡、新型モデル「M55 Zero Edition」受付終了 限定100台に応募者数350名
光岡自動車は12月2日、新型モデル「M55 Zero Edition(エムダブルファイブ ゼロエディション)」について、11月22日の抽選販売による申込み受付開始から、応募者数の上限350名に達したため、2024年12月1日をもって申込み受付を終了したと発表した。 M55 Zero Editionは、創業55周年記念コンセプトモデルとして 2023年11月に公開した「M55 CONCEPT」(エムダブルファイブコンセプト)の市販モデル。2025年生産販売台数を限定100台として正式発表された。 「M55 Zero Edition」は、直列4気筒 1.5リッターターボエンジンを搭載する6速MT車で、外装カラーが「レジェンダリーグレーメタリック」のみのワングレード。価格は808万5000円。 応募者数の上限350名に達したことについて、同社では「受付開始直後より、大変多くの方から 『M55 Zero Edition』にご関心をお寄せいただき、また、私たちの想定より短期間のうちに応募者数が上限の350名様に達しましたことは、私たちにとりまして大きな励みとなり、素直に喜びを感じております。あらためまして、ご応募いただきました皆様に深く感謝申し上げます」とコメントしている。 なお、予定していた日程より早く上限に達したことを受け、抽選も前倒しで行なわれ、12月中旬には応募者全員へ抽選結果の連絡をするとしている。また、今後は「M55」シリーズとして、順次「CVT」「e:HEV」をベースにした追加モデルの投入も検討していくとしている。 「M55(エムダブルファイブ)」は、2023年に創業55周年を記念した新型車で、1968年創業の弊社と同じ55年の人生を歩んだ「同世代の方々」をメインターゲットにした。感受性豊かな少年・少女時代に体験した様々な出来事や1970年代の時代感覚をベースに、当時の夢や希望に満ち溢れ、先の未来を変える大きなエネルギーの中、時代を駆け抜けた方々のマインドをカタチ にしたものとしている。 限定100台の「M55 Zero Edition」は、特別仕様として「専用リヤガラスルーバー」や「専用アルミホイール」「【Zero Edition】 ロゴ刺繍入り専用本革シート」等を標準装備し、「M55」の真髄を表現した特別感あふれるモデルとした。 同社では「皆様からの温かい励ましと、市販化を熱望する声に触れるたび、私たちが長年手掛けてきた『ワクワクするクルマ造り』の取り組みと新たな提案が、多くの方々に期待されていることに大きな喜びを感じています。まだまだクルマには夢があると、もっと多くのワクワクを届けたいという思いが、ますます強くなりました。皆様からの熱いご声援に心より感謝申し上げるとともに、限られた台数ではございますが、あの頃の自分と重ね合わせながら『M55 Zero Edition』をお楽しみいただければ幸いです」とコメントしている。
Car Watch,編集部:椿山和雄