津田学園選手紹介 松尾夏希選手(2年) 強い肩と足に期待 /三重
<第91回センバツ> 昨秋の東海大会では2番バッターを任された。鋭い打球を飛ばし、「自分はつなぎの2番ではなく、強打で試合を盛り上げたい」と話す。 愛知県武豊町出身。小さいころから兄海里さん(22)とボール遊びをしていた。地元の「武豊クラブ」では投手と遊撃手。中学から「東海中央ボーイズ」で硬式野球を始めた。 昨秋の公式戦では主に三塁を守ったが、中学校時代に外野を守っていた経験を買われ、この冬からは左翼手に。佐川竜朗監督は「肩も強く、走れる」と期待を寄せる。 秋の試合で思うようなプレーができず、「不満や焦りが顔に出て監督から注意を受けた」と反省。メンタルの切り替えを意識し、落ち着いたプレーを心がけることに努めている。 「スイングが遅いので、さらに上半身のパワーアップに励みます」。基礎練習を欠かさず、バッティングや送球フォームをしっかり鏡で確認する日々だ。【谷口豪】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… ◇素顔 小学1年から続ける習字は特待生に認定されるほどの腕前。気分転換に寮にあるバランスボールで体幹を鍛ている。周囲から「天然」と言われるが、自覚はない。夢は「一流企業に入社すること」。 〔三重版〕