THE RAMPAGE、IS:SUE、アイドルマスター シャイニーカラーズら6組が熱演 新たな音楽番組『JOYNT POPS』収録レポ
“楽しんで(ENJOY)つながる(JOINT)”をコンセプトに、ファンとアーティストが一緒に創り上げるNHKの新たな音楽番組『JOYNT POPS』がスタートした。 【写真ギャラリー】JOYNT POPS #1ライブ写真(全45点) NHK BSP4K(10月9日放送)とNHK BS(本日10月12日 23:30~放送)で放送されるこの番組は、番組HPに寄せられたファンの声がステージなどの内容に反映される、インタラクティブな音楽プログラム。毎回1組の“JOYNTアーティスト”を迎え、ライブだけでなくさまざまな企画コーナーでその魅力を掘り下げるほか、ネクストブレイクが期待される若手アーティストも多数出演。推しの知らなかった一面を発見できたり、新しい音楽との出会いのきっかけになったりと、いろんな意味で“ENJOY”と“JOINT”を体験できる番組だ。 本稿では、NHKホールで行われた番組収録より、THE RAMPAGE、アイドルマスター シャイニーカラーズ、IS:SUE、クレナズム、KOMOREBI、GENICの6組が登場する#1の模様をお届けする。 栄えある第1回の“JOYNTアーティスト”に選ばれたのは、今年で結成10周年を迎えた16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。今年9月には自身2度目となる東京ドーム2デイズ公演「THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME」を成功させ、ますます勢いに乗る彼らが、まずは今夏にグループとして2度目のオリコンウィークリーランキング1位を獲得したヒット曲「24karats GOLD GENESIS」を披露する。 「24karats」「24karats STAY GOLD」「24karats TRIBE OF GOLD」「24karats GOLD SOUL」と続いてきた“24karatsシリーズ”をEXILEから正式継承した本楽曲は、歴代のシリーズ楽曲と同じくヒップホップ色の強いバンギンなビートと24カラットの輝きにも似た煌びやかなサウンドに加え、緩急の効いたダイナミックな楽曲展開で進化をも示したナンバー。燃え上がる炎のようなビジュアルをバックに、黒い衣装で統一した16人が一糸乱れぬパフォーマンスを行う様は圧巻の一言で、代わる代わる歌い継いでいくボーカル担当の3人(RIKU、川村壱馬、吉野北人)、そしてラップパートを担ったグループ内ユニット・MA55IVE THE RAMPAGEの5人(LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀)も一人一人見せ場を作っていく。ボーカル×ラップ×ダンスが驚くべき練度で噛み合った、もはや王者の風格が漂うほどのステージだった。 また企画コーナーでは“THE RAMPAGEのトリセツ”と題し、番組HPに寄せられたメンバーのすごい一面や意外な特技を、番組MCのミキティこと藤本美貴とMCゲストの古坂大魔王とのトーク形式で紹介。メンバーそれぞれの個性が伝わると共に親しみを感じるエピソードが多く飛び出した。 そしてファン投票で1位と2位に輝いた楽曲をメドレーで披露するスペシャルステージのコーナーへ。1位に選ばれたのはシングルのカップリング曲ながらファン人気の高い全編英語詞のナンバー「VIP」、2位は和太鼓や三味線といった“和”の要素とレゲトンなどの“ラテン”の要素を掛け合わせたサマーチューン「Summer Riot ~熱帯夜~」。どちらも世界的な活動を目標に掲げる彼ららしいユニバーサルなナンバーと言えるだろう。赤、青、黄色、オレンジなど各々カラーリングの異なるジャケットを羽織った16人は、大人数ならではの迫力あるパフォーマンスで、彼ららしいエンターテイメントをしっかりとアピールしてみせた。