札幌の“救急車”出動件数は去年12万件…過去の出動件数を毎年更新する状況に苦悩する現場 入院必要なしの軽症者の利用に“一部有料化”の動きも
北海道放送(株)
救急車の”一部有料化”、あなたはどう思いますか? みなさんは救急車を利用したことがありますか? 三重県松阪(まつさか)市の3つの基幹病院では、6月から救急搬送に関する新しいルールが導入されました。
救急車を呼んで病院に運ばれたものの、入院が必要なかった一部の患者から、病院が7700円を徴収するというものです。 三重県・松阪市民は… 「とりあえず(救急車を)タダだから呼んでおこうというのがかなり多い。それが減るのでいいんじゃないかな」 「金額的には少し高いように感じますけれど…しょうがないですかね」 ”有料化”の流れは、全国に広がるのでしょうか?救急車の“適正利用”について「もうひとホリ」します。 三重県松阪市では去年、救急車の出動件数が、過去最多の1万6000件に上り、20年前から倍増しています。
一方で、緊急性がない出動による救急医療のひっ迫が”有料化”導入のきっかけになりました。 救急搬送の一部”有料化”をめぐる議論に、札幌市民は…。 30代女性 「無料であっていただきたい…命に関わることなので。それは国で守っていただけたらうれしい」 70代男性 「救急状態でない場合は、気軽に呼ばれても困るなっていう。なんか線引きは難しい気がする」 50代男性 「(救急車を利用は?)あります…去年。ちょうど1年前。(なぜ救急車に?)心筋梗塞になっちゃったんですよ」 「僕は助けてもらいましたけれど、もしその時に大した用でもないのに、救急車を呼んでる人がたくさんいて、自分の救急車が遅れたら…と考えたら、無駄な利用を減らす意味では(有料は)効果的だと思う」 みなさん、意見はさまざまです。全国的に増加傾向にある救急車の出動件数。札幌の現状はどうなのでしょうか?
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