【宝塚記念】武豊「ディープの時も勝たなきゃいけない立場で結果を出せた」ドウデュースで戴冠へ
「宝塚記念・G1」(23日、京都) 歴代最多の期待に、応える準備は整った。圧倒的得票数でファン投票1位に支持されたドウデュースは19日、前日の大雨の影響や時計面を考慮して、栗東芝で最終リハ。しっかりと我慢を利かせながら、予定通りの併入フィニッシュを決めた。海外遠征帰りでも調整に狂いはなし。ドバイの屈辱を晴らす走りでグランプリ連覇を決め、改めて現役最強を誇示する構えだ。以下、武豊騎手との一問一答。 ◇ ◇ -1週前追い切りは素晴らしい動き。 「調教も競馬もいつもいい動きをする馬。乗っていて楽しくなるというか、あきれるくらいいい動き」 -前走のドバイターフを振り返って。 「この馬の走りができなかった。僕自身もいい騎乗ができなかったし、すごくモヤモヤした感じで終わってしまった」 -京都コースが舞台。 「阪神よりは京都の方がいいかなというイメージはありましたね」 -前回の淀決戦(06年)はディープインパクトで制覇。 「ディープの時も勝たなきゃいけない立場で結果を出せた。今回もそういう気持ちでいるし、そうなればいい」 -史上最多の23万票を集めた。 「すごくありがたい。本当に多くのファンに支持されているなと改めて感じた。本当にドウデュースにとって大きいレースだと思うし、僕自身もここは結果で応えたい気持ちがものすごく強い。本当にそれだけ。結果でファンの皆さまに応えたい」