函館競馬場で調整を積むショウヘイ

　デビューに向けて函館競馬場で調整しているショウヘイ（牡2、友道、父サートゥルナーリア）が27日、ゲート試験に合格した。「何も問題なかったです」と藤本助手も笑顔。まずは第1のハードルを無事にクリアした。 　馬名は快音連発のドジャース大谷翔平を連想させるが、話題だけではなく血統も一流だ。新種牡馬の父サートゥルナーリアはG1ホープフルS、皐月賞など重賞4勝。母オーロトラジェの姉にオークスと秋華賞で牝馬2冠のミッキークイーンがいる。22年ノーザンファームミックスセールで4000万円（税抜き）で落札された。オーナーは菊花賞馬キセキなどで知られる石川達絵氏。 　藤本助手は「乗り味はいいですね。水準以上だと思います。中距離以上で活躍してくれそう」と期待する。今後は1度放牧に出る可能性もあり、あらためてプランが練られる。 　大谷翔平に関連する馬名はオオタニ（牡2、岩戸、父トゥザワールド）、デコピン（牡2、村田、父タワーオブロンドン）、オオタニズスマイル（牡3、藤岡、父ルーラーシップ）などがいて、6月16日東京の未勝利戦ではオオタニサーン（牡3、堀、父ジャスティファイ）が初勝利を挙げた。