マザーズバッグやお仕事バッグにも最適! 懐かしくて新しい新名品と時を刻もう。【バーバリーのNEWアイコン vol.6】
佐々木 このバッグは新作ですが、アーカイブピースを持つ感覚に近いのかもしれません。バーバリーチェックは誰もが知る往年のアイコン。そのアイコニックなパターンが全面に施されているので、懐かしさと親しみ、そして自信を持って長く愛することができる。けれど、ヴィンテージや誰かのお下がりではない、2024年の空気を纏っているというところが最大のポイントだと思います。ダニエル・リーのクリエイションには、伝統へのリスペクトとその伝統を現代へ移していこうという強い意志を感じて魅了されてきました。トレンドだけに惑わされない、真のスタイルを手にいれることができるから永遠にアイコニックなものであり続けるんだと思います。
編集SY 取り外し可能なジップポーチや「馬上の騎士」デザインの金ボタンなど、細部まで実用性とデザインの美意識が行き届いているところもいいですよね。
バーバリーのミニサイズなら振る舞いもスマートに。
佐々木 小さなバッグは可愛いけれど何も入らない!ということも多いですが、こちらの「チェック ドローストリングポーチ」は、間口が広くて最低限の荷物はしっかり入りそう。シンプルな装いに1点、アクセサリーのように持つだけで決まるパワーがありますね。 編集SY その上、自立もします! このサイズで自立してくれるのは高ポイント。 佐々木 さらに言うなら、ストラップがバッグの中心からずれた位置についているため、持つと身体にきれいに沿うんです。この手のバッグは、歩いていると足に引っかかって本体がくるっと裏返り、中身がすべて床に散らばるという大惨事を招くこともあるのですが、ストラップ位置のおかげでバランスが保たれるのでその危険がない。それだけでスマートな人になれる気がします。
2024年秋冬のエディターズバッグを発見!
佐々木 「スモール チェック トート 」のサイズ感はママも学生も、働く人にも......、どんな方にもフィットしそうです。 編集SY 私はここ5年くらい通勤バッグ難民なんです。MacBook Proに充電器、iPadに最低限の化粧道具、それだけで重いので結局コットンのトートバッグにちょっとだけ見た目を意識した小さなかっちりしたバッグを申し訳程度に持つというスタイルからなかなか脱却できずにいます。なのですが、このバッグはコットンツイル素材ですごく軽いのに、MacBook Proがすっぽり入る。2024年のエディターズバッグではと興奮してしまいました。ブラックカラーはモダンな印象でお仕事バッグにぴったりだと思います。 佐々木 ブラック&ホワイトでチェックが構成されているのかと思いきやグラデーションのようにグレーのラインが入っていて、モダンアートを見ているような気持ちにもなります。先ほどまで見ていたサンドカラーも発色の良いオレンジが効いていて、色使いにも強いこだわりを感じますよね。 編集SY 仕事バッグを探す時、つい無意識にレザーのものを見てしまっていたのですが、地厚でハリのあるコットンツイル素材はカジュアルになりすぎないのでレザーとはまた違う新しい気分を運んでくれそうです。 佐々木 流行り廃りがないので、丁寧に使えば次の世代にも繋がっていく名品。秋冬の服の重厚感にも負けないし、これからの季節だからこそこのバッグの軽やかさが利いてくる。もちろん、春夏の服とのバランスもちょうどいいから本当に通年で使えるバッグ。バーバリーで愛される名品のひとつ、トレンチコートのように長く使うことを前提に手に入れたいですね。 ●問い合わせ先: バーバリー・ジャパン 0066-33-812819 https://jp.burberry.com/
photography: Courtesy of Burberry