大学生の息子が、生活が苦しいから仕送りをしてほしいと言っていますが、相場がわかりません。平均額を教えてください。
※全国大学生活協同組合連合会「第59回学生生活実態調査概要報告」を基に筆者が作成 小遣い・仕送りが「0円」の下宿生は、小遣い・仕送りをしてもらっている下宿生と比べても、収入合計は変わっていません。これは、奨学金とアルバイトで収入を大幅に賄っているためでしょう。
仕送りの金額を抑える方法
学費だけでも大変なのに、毎日7万円近くの仕送りもしなければいけないと思うと頭を抱えてしまうのではないでしょうか。そこで、ここでは仕送りの金額を抑える方法について見ていきましょう。 ■奨学金を検討する 奨学金は、返済が必要な「貸与型」と返済が不要な「給付型」の2種類に分類できます。全国学生支援機構や、大学独自の奨学金などがあり、種類は様々です。現代では、学ぶ意欲のある学生を推進するために、返済が不要な「給付型」の奨学金が豊富にそろっています。奨学金を受け取れる対象者であるのか一度確認してみるとよいでしょう。 ■教育ローンを検討する 教育ローンで借り入れたお金は、借入先が指定する範囲内であれば、入学金や授業料、塾の月謝など、様々な費用の支払いに充てることができます。教育ローンは、奨学金に似ていますが、主な違いは名義人です。奨学金は子どもが借りるため返済義務は子どもにありますが、教育ローンは親が借りるため返済義務は親にあります。
まとめ
下宿生が親から受け取る仕送り金額の平均は約7万でした。仕送りの金額を抑えたい方は、奨学金や教育ローンを検討して、子どもが安心して学生生活を送れるようにサポートしてあげましょう。 出典 全国大学生活協同組合連合会 第59回学生生活実態調査概要報告 pdf 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部