「事実関係の把握重要」 女児殺害事件受けこども相
東京都台東区で過去に虐待通告があった4歳女児が殺害され両親が逮捕された事件を受け、加藤鮎子こども政策担当相は16日の記者会見で「痛ましい事例が繰り返されないよう、家庭の養育や関係機関の対応など事実関係を十分に押さえることが重要だ。都の検証の状況を注視し、国としても対応の検討を進める」と述べた。 加藤氏は、両親の関与にどのような背景があったのかを精査することのほか、児童相談所や子ども家庭支援センターなど関係機関で虐待の可能性をいつ把握し、どう対応したかを確認する必要があるとの考えを示した。