亜大１点リード守り中大に先勝 プロ志望届提出済みの最速153キロ右腕・北嶋洸太が７回無失点
＜東都大学野球：亜大1－0中大＞◇第3週第1日◇1日◇神宮 首位を走る青学大が東農大に先勝した。右手人さし指の第1関節にひびが入っていたことが明らかになったドラフト上位候補・西川史礁外野手（4年＝龍谷大平安）がベンチから見守る中、主将の佐々木泰内野手（4年＝県岐阜商）が2安打1打点と打線を引っ張り、逆転勝ちした。亜大は北嶋洸太投手（4年＝駒大苫小牧）が今季初勝利。国学院大は日大に先勝した。 ◇ ◇ ◇ 亜大が1点のリードを守り抜き中大に先勝した。プロ志望届提出済みの最速153キロ右腕、北嶋が「7回以上を投げて、点数を取られないこと」を目標に有言実行の7回無失点で好投した。7回に連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、ツーシームを軸に後続を3者凡退で仕留めた。最速150キロ超え投手が次々と台頭するチームの中で「負けないように」と先輩の意地を見せた。 ▽中大・清水達也監督（9残塁で今季3度目の完封負け）「ずっと秋は（好機で）1本出ないから苦しくなっている。早く先制点を取れるようにしないと」
