甲子園優勝を経験した“超高校級スラッガー”が高卒4年で戦力外…ルーキー時代二軍で100試合出場も以後伸び悩む
DeNAの小深田 大地内野手の戦力外が決まった。履正社時代は1年秋からレギュラーとなり、3番サードを任され、2年春の選抜では星稜の奥川 恭伸投手相手(ヤクルト)に4打数1安打を記録。2年夏は25打数9安打の活躍で、甲子園優勝を経験。井上 広大外野手(阪神)との3、4番コンビは強烈だった。 【一覧】プロ野球 1日までの戦力外・引退者リスト そして2年秋の近畿大会では13打数8安打、3年夏の独自大会では21打数11安打、1本塁打10打点と文句なしの活躍。スイング軌道も綺麗で、フォームの完成度も高く、高校通算34本塁打を記録。さらに三塁守備も強肩を見せ、コンタクト力が高い超高校級スラッガーとして評価が高く、20年のドラフトではDeNAから4位指名を受ける。 プロ1年目から二軍で100試合出場して、4本塁打、43打点、打率.215と、有望株として起用されていた。しかしここから数字が伸びず、3年目の昨年は二軍で87試合、4本塁打、28打点、打率.205に終わり、今季から育成選手契約となったが、二軍で46試合で打率.245、0本塁打、12打点に終わっていた。