ママ友が「食材は週末にまとめ買いしてるの」と言っていました。1週間に1回食材をまとめ買いするのと週2、3回に分けて買うのとでは何が変わるのでしょうか?
物価高による家計への圧迫がよく話題に挙がりますが、特に食費は家計の大部分を占めています。食費を節約するうえで、まとめ買いや都度買いのような買い物の仕方は重要な要素のひとつです。 しかし、節約のための効果的な買い物方法を知らない方は多いでしょう。そこで、本記事ではまとめ買いと都度買いにおけるメリットや両者の違い、まとめ買いをする際のポイントについて解説します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
食材をまとめ買いするメリット
1週間に1回など、食材をまとめ買いすることで得られるメリットは以下の通りです。 ●1週間の献立を組み立てやすい ●食費の計算がしやすくなる ●計画的に食材を消費できる ●無駄遣いが減る ●時間の節約になる ●価格によっては大きく節約できる まとめ買いをする場合は食材を計画的に消費する必要があるため、仕事が規則的で急な外食の予定が入りにくい人に向いています。また、食材をある程度長めに保存する必要性から、休日などにまとめて下処理や調理ができる人向けでしょう。 事前にある程度の献立を考えたうえで買い物することに加え、買い物に行く回数自体が少ないため、無駄遣いを防げる点がまとめ買いの大きなメリットです。価格が安いときにまとめて食材を購入すれば、食費の節約にもつながります。
食材をこまめに都度買いするメリット
毎日や1週間に2回から3回など、食材を都度買いするメリットは以下の通りです。 ●直近で使うものだけ購入できる ●食材の管理がほどほどでいい ●価格が安い日に購入しやすい ●食材の鮮度を保ちやすい ●外出や運動の習慣がつく ●その日の気分で献立を決められる 都度買いでは当日や数日で必要なものだけを購入するため、食材のロスが出にくい点が大きなメリットです。まとめ買いほど自宅にある食材に気を配る必要がないため、食材の管理や手元の食材から献立を組み立てることが苦手な人に向いているといえるでしょう。 買い物に行く回数が増えるため、お菓子やジュースなどの嗜好品の度重なる購入で出費が増える危険性があります。あらかじめ購入する商品をメモしておくなど、注意と対策が必要です。