「偽ってもしょうがない」w-inds.橘慶太さん【あなたのSNSディスタンス】
悪口を言う人はいなくならない 振り回されない気持ちを作ることが大切
--近年、SNSでの誹謗中傷が増え、社会問題となっています。それによってつらくなってしまう人も増えてしまっていますが、橘さんが考えるSNSで気を付けるべきところはどんなところでしょうか。 橘さん: 個人の意見を全体の意見だみたいに発信してしまう方がいます。自分だけの価値観を「自分だけじゃない」というように発信すること自体が、もうすでにちょっと誤りだなと思うのですが、そういうことに対しては、気を付けるようにしています。違うなと思ったらすぐそぎ落としたりすればいい問題なんですけど。 --SNSとは、どのように付き合っていくのがいいと思いますか。 橘さん: 悪口を言う人や誤った情報を流す人というのは、僕は100%いなくならないと思っています。これが仮にいなくなる世界だったとしたら、法律も警察も必要ありません。 もともと、そういうことをする人たちがいるからこそ窓や家に鍵を付けるという仕組みができたと言うか、そういう変なことをする人はいなくならないと思っているので、そこに僕は振り回されない気持ちを作ることの方が大切だと思っています。そういう意味では、やはり自分に変なことを言ってくる人よりも自分のことを大切にしてくれる人の方が自分の人生をいい方向に変えてくれます。自分の努力の方が正しいと思って、悪口や誤った情報には聞く耳を持たず、いろいろなアドバイスをくれる人の意見の方を感じ取るようにしています。
今後はSNSを活用してファンの方と一緒に曲を作ってみたい
--今後、SNSでやってみたいことはありますか? 橘さん: ファンの方と一緒に曲を作ってみたいなと思っています。自分が曲を制作しているところを配信して、もっとこうしてほしいという意見をもらって1曲作ってみたいなとは思っています。それで曲が完成したら、みんなの思い出の1曲にもなります。自分で作ってみて思ったんですけど、自分が携わった曲って本当に子供のように思えるというか、すごく大切な1曲になります。みんなにもその思いを味わってほしいし、そういうことができたら嬉しいなと思っています。 --2020年12月に2人体制となってはじめての曲「Beautiful Now」をリリースしました。2人でパフォーマンスをやってみて、改めて気付いたことや思うことはありますか? 橘さん: まだね、パフォーマンスもそんなにやれていないので、感じたことはそれほどないのですが、しいて言えば、もう一人のメンバーの涼平君がよくしゃべるようになってくれたということですかね。3人でいる時、全然しゃべってくれなかったんです。僕でさえ、涼平君がしゃべっているところをほとんど見たことがなかったんですけど、これがよくしゃべってくれるようになりましたね(笑)。これはすごく嬉しいことです。ファンのみなさんも涼平君の声が、こんなに聞ける日が来るとはという感じだったと思います。