木村拓哉、西田敏行さん訃報に悲痛「非常に落ちてしまいました」
【モデルプレス=2024/10/27】俳優の木村拓哉が10月27日、自身がパーソナリティを務めるレギュラー番組『木村拓哉 Flow』(毎週日曜11時30分~11時55分/TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局)に出演。俳優の西田敏行さん(享年76)の死去を追悼した。 【写真】西田敏行さん、9日前にイベント出演していた ◆木村拓哉、西田敏行さん追悼 放送序盤では、リスナーからのメッセージを受け、西田さんの話題に。木村は「僕もあの訃報を耳にした時には、何か、非常に落ちてしまいましたね」と率直な心境を吐露し、初共演となったTBSスペシャルドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』(1998年)の撮影や、子供の頃に観ていたという日本テレビ系ドラマ『西遊記』(1978年)を振り返り、共演者としても視聴者としても「本当に好きな俳優さんになるのが当然」と語った。 また、TBS系日曜劇場『華麗なる一族』(2007年)で共演した際の印象的なエピソードとして「ものすごい名だたる出演者が一同に会する政界のパーティーみたいなシーンを、『今から撮ります』っていうロケ現場で、西田さんがセリフを入れられてるテーブルに、ちょっと待ち時間があったので僕も同席させてもらったんですけど。その時にね、すごい印象的なのが、簡易的なプレーヤーで、ジャズか何かの音楽を薄く流しながらセリフを覚えられてて。ちょっと書き込み入れたりとか、西田さんなりのアレンジをちょっと加えてみたりとかされてたのをすごく覚えてて」と音楽を流しながらセリフを取り込む作業に驚いたという。そこで、思わず「『え、いつも西田さんって、そうやって音を一緒に流しながら本を入れたりするんですか?』って質問したら『うん、だって気持ちいいじゃん~』って言って(笑)。その質問させてもらった時に、要は『セリフを体に入れるっていうことを、気持ちいいことに変換しちゃうんだ』っていうのをすごく覚えてるな」としみじみ。 そして「いや、常に笑ってくれてた。本当」と西田さんの笑顔に想いを馳せ「この間、その訃報を聞いた時は、本当に止まったな…。今は逆に、ああいう素敵な現場の過ごし方とか、作品に対する向き合い方もそうですけど…。自分に真似はできないと思うんですけど、本当に素敵な先輩が、現場でこうやって俺に接してくれたなっていうのを忘れずに、自分も色んな作品に向き合っていきたいなと思いますし『本当にたくさんの笑顔をありがとうございました』っていう言葉もそうですし『本当に素敵な作品をありがとうございました』って言いたいですね。もう、虹の橋を渡った向こう側では、きっと、好きな『気持ちいじゃ~ん』っていう音楽を聴きながら、大好きなお酒だったりとか、楽しんでいただきたいなと思います」と追悼した。 ◆西田敏行さん死去 所属事務所によると、17日に付き人が自宅を訪ねたところ、西田さんが倒れているのを発見し、その場で死亡が確認されたという。公式サイトでは「10月17日 午前6時頃 西田敏行が旅立ちました。病名は『虚血性心疾患』でした」と公表した。(modelpress編集部) 情報:TOKYO FM 【Not Sponsored 記事】
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