岩手県内サンマ水揚げ量 前年比66%増 依然不漁も3年連続増加 漁港別では大船渡が本州トップ
2024年の岩手県内のサンマの水揚げ量は前の年より66%多い7100トンあまりとなりました。前の年を上回るのは3年連続です。 全さんま=全国さんま棒受網漁業協同組合によりますと、2024年の県内でのサンマの水揚げ量は7141トンで前の年を66%上回りました。 漁港別では大船渡が本州トップの5650トンで、釜石は前の年を293%上回る1331トンとなっています。 県全体の水揚げ量は平成以降最高だった2008年の6万2000トン余りと比べると11%にとどまりますが、前の年を上回るのは3年連続となります。 こうした状況について全さんまでは、「依然不漁ではあるが、公海の日本に近い水域にまとまった漁場ができたことや、国際的な資源管理の取り組みがプラスに働いた。 今後にも期待したい」としています。
岩手めんこいテレビ