郷土貢献、3氏表彰 第42回富山風雪賞贈呈式
富山県内の各分野で長年にわたり精進を重ね、「地の塩」となって郷土の発展に貢献した人たちを顕彰する第42回富山風雪賞の贈呈式は26日、高岡市のホテルニューオータニ高岡で行われ、3氏に賞状と賞牌(しょうはい)、副賞が贈られた。 富山風雪賞を受けたのは濱田昌子(はまだよしこ)氏(71)=宇奈月温泉女将(おかみ)の会・かたかご会長、黒部市宇奈月温泉=、京田賢(きょうださとし)氏(70)=氷見商工会議所参与・前専務理事、氷見市日名田=、道谷悦一(みちたによしかず)氏(69)=中田かかし祭実行委員会長、高岡市下麻生伸町=の3氏。 贈呈式では吉田仁富山新聞社代表(北國新聞社常務)が「それぞれの道で精進し、多大な成果を上げてこられた方々であり、郷土の誇り、地域の模範です。今日までのご努力に心から敬意を表します」とあいさつし、受賞者一人一人に賞状などを手渡した。家族や関係者から拍手が送られた。 新田八朗知事の代理で蔵堀祐一副知事、角田悠紀高岡、林正之氷見の両市長が順に祝辞を述べた。武隈義一黒部市長が祝電を寄せた。 富山風雪賞は1983(昭和58)年、富山新聞創刊60年と富山県置県100年を記念して創設された。今年で受賞者は203人、7団体となった。