斎藤元彦知事が大逆転当選!SNSなど「ネット世論」が爆発的な広がりを見せた異例の選挙…国民の困惑や複雑な思いとは?
11月17日に投開票が行なわれた兵庫県知事選に、斎藤元彦氏が当選しました。パワハラ疑惑問題をめぐって不信任決議を受け失職していた斎藤氏でしたが、今回の選挙を経て再び知事に返り咲いた結果となりました。11月18日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、リスナーからこの結果に対するコメントが寄せられました。まさかの大逆転劇となった県知事選、東海エリアのリスナーたちはどう捉えたのでしょうか? 【画像】斎藤元彦知事が大逆転当選!SNSなど「ネット世論」が爆発的な広がり!
波乱の県知事選を終えて
選挙活動が始まった当初、世論には斎藤氏への不信感や批判が色濃く表れていました。知事選に再び立候補した斎藤氏に対し、「ことの経緯を踏まえると当選は厳しいのではないか?」という声が上がっていました。 しかし徐々に斎藤氏を支援する人が増え、マイナスな評判を覆してなんと再当選。序盤と終盤とで大きく支持が変化した、異例の選挙となりました。 リスナーからもこのような投稿が届いています。 「パワハラなどいろいろ叩かれましたが、蓋を開ければ『斎藤さんもう一度頑張って』という結果となりました。今までの実績を認め、さらに県民のために汗をかいて欲しいという県民の声が反映された結果だと思います。 日本の過半数割れの与党やアメリカの次期大統領の誕生など、新たな民主主義のうねりを感じます」(Aさん) 「こんなに前半と後半でガラッと変わる選挙ってあるんですね。旧体制や巨大な団体に反発するということが、若者が動くきっかけとなったのでしょうか?」(Bさん) 事の顛末に驚くとともに、それぞれ思うところがあったようです。
歴史のターニングポイント
大逆転の結果となった今回の選挙は、斎藤氏の陣営がSNSでの話題作りに成功したことが大きな影響を与えたといわれています。 パワハラ疑惑、そして不信任決議を受け失職という事態をマスメディアも大きく取り上げていたため、斎藤氏に対する厳しい目線があった選挙当初。 斎藤氏は失職後すぐに始めた街頭活動だけでなく、YouTubeのライブ配信やXで県民にアピールを続けました。それらのSNSによる活動が県民の思いを動かし、再当選という結果に繋がりました。 「この結果を手放しで喜んでよいのかわかりませんが、斎藤さんはよく戦ったと思います。マスコミの報道は今までどうだったんでしょうか?100%斎藤さんが悪者にされていて違和感でした。 テレビとインターネットのパワーバランスが変わった、歴史のターニングポイントとなったように思います」(Cさん) 「これからの選挙は、YouTubeやインターネットなどSNSが威力になるということでしょうか?」(Dさん) いわゆる「ネット世論」が爆発的に広がり、当選を後押しする結果となった今回の選挙。これまでとは違う流れを感じている人も多いようです。