テルノーピリで送電網損壊、ロシア軍が空爆 ウクライナ当局発表
[キーウ 26日 ロイター] - ウクライナ西部の主要都市テルノーピリで、前夜から26日未明にかけてのロシアの空爆によって送電網が損壊、電気と水道が遮断され、熱供給が途絶えたと、同市の防衛当局者が明らかにした。 当局者はメッセージアプリのテレグラムに、早朝までに水の供給を回復すべく作業しているが、電力の途絶は数時間続くだろうと投稿。 市内を運行する電気バスは通常のバスに置き換えられ、発電機が学校、病院、政府機関の電力不足を補うとしている。 被害状況や攻撃の規模について詳細は不明。 前夜からの攻撃は、テルノーピリのほか、首都キーウ(キエフ)なども標的になった。キーウ当局によると、防空部隊が10機以上のロシアの無人機を破壊。被害や負傷者はなかったという。