三陸鉄道今年度の決算は台風5号の影響などで昨年度の黒字から一転し4700万円余りの赤字となる見通し【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
三陸鉄道の今年度の決算は8月に発生した台風5号の影響などで昨年度の黒字から一転し4700万円余りの赤字となる見通しであることがわかりました。 これは26日開かれた取締役会で報告されました。 これによると4月から10月までの鉄道運賃収入は、2億2500万円あまりと去年の同じ時期から1.5パーセント減りました。 少子化に伴う定期利用の減少に加え、台風5号による減便が主な原因です。 一方で、燃料費の高騰や台風5号による代行輸送など経常費用が増えたため、当期損益は2億6800万円余りの赤字となりました。 こうした状況から今年度決算における当期損益は、4700万円余りの赤字となる見通しです。