逆転シリーズチャンピオンを目指す88号車小暮・元嶋組の裏の裏の裏話
88号車ランボルギーニ
二連勝、今シーズン三勝目!
追う側とは言えランキング2位で最終戦に挑む88号車。
今回の茂木大会では、 ランキング上位勢や、レースをポールからスタートした apr31号車などがタイヤ無交換作戦祭りでした。
ライバルの動きを見て、 ライバルたちが無交換作戦で差をつけてきたら、 前に出るためにこっちも無交換でいかなくてはいけないだろう。
そう言っているチームがいくつもあった。
レース前、元嶋選手にお話しを伺った時も、
うちがどんな作戦をとるかはまだ分からないけど、 スタートを担当することが多い僕が、 いつもタイヤの状況などを見て、
2輪交換のみでいける!など判断することが多い。
ライバルの動きやうちのペース、タイヤの状態などを見て 今回も判断していきたい、と言っていた。
結果、無交換組を抑えて見事TOPに。
勝因はもちろんそれだけではないし、 チームの準備、 マシンの仕上がり、 タイヤのパフォーマンス
そして選手2人の走りがあってこそなのですが、 タイヤ戦略も鍵となった今回のレース。
素晴らしい判断でしたね、と優勝インタビューで声を掛けると 嬉しそうに笑った元嶋選手の笑顔が印象的でした。
そして、
渾身のオーバーテイクでTOPに躍り出てから 爆裂な「小暮劇場」で圧巻の走りを見せて下さった 小暮選手。
こちらも弾ける笑顔でしたが、 レース後のインタビューにて、 手応えと自信に満ち溢れる力強い眼差しが印象的でした。
チームのメカニックさんに聞いた裏話ですが 元嶋選手は決勝前に、 残り3台残して小暮さんにパスすると宣言していたらしく、 なんとそれを有言実行!
また、チーフが緊張し過ぎてレース中、お弁当を食べていたそうですが。50分位かけて食べたらしい、と言う小ネタもゲット!
みなさん緊張の中の チーム一団となって掴み取った優勝!
本当におめでとう御座います!
迫りくる最終戦。果たして・・・・2024を獲るのは、、?