間違えると二枚爪や爪が割れる原因に!?「NGな爪やすりの使い方」
ネイルケアに不可欠な爪やすり。しかし実は間違ったやり方をしている人が多いかも?今回はそんなNGポイントをご紹介! 〈画像〉知っておきたい「爪の3層構造」
教えてくれたのは…渡邉季穂さん
uka代表取締役・ネイリスト トータルビューティーカンパニー「uka」代表、トップネイリスト。サロンワークのかたわら広告や雑誌といったメディアでも活躍。「uka」ブランドの商品開発にもあたっている。
あなたの爪やすりの使い方、実は爪に負担をかけているかも
渡邉さんによると、爪に負担をかけてしまう「爪やすりのあるあるNG」お手入れはこちら。 ・爪が乾燥している状態で削るのは爪の負担になる! ・不安定な状態で爪やすりをノコギリのように動かすのはNG! ・爪のカーブを無視して断面をやすると負担になる! 渡邉さん そもそも爪は3層構造になっています。爪が乾燥している状態で切る、削る作業を行うと、3層が剥がれやすくなります。爪やすりを使うとき、指を伸ばしてフリーハンドでやすりを左右に動かすのもNG。断面がささくれたり、3層構造が剥がれやすくなります。また、もともと爪は湾曲しているもの。湾曲している曲線を無視して爪を切る、削ることを行うと、思ってもみないところに力がそれて割れ爪やひび割れにつながる可能性もありますね。
用途によって目の粗さを使い分けよう! 正しい爪やすりの選び方
渡邉さん 爪やすりはネイルファイルとも呼ばれます。ネイルファイルにもいくつか種類があり、大きく分けて「長さや形を整える」タイプと「爪の表面を磨く」タイプに分類されます。それぞれ、目的によって目の粗さ=グリッド数が設定されていて、数字が小さいと粗い目、数字が大きいと細かい目に。どんなお手入れがしたいのかに合わせたグリッド数のネイルファイルを選ぶことが大事です。 撮影/市谷明美 取材・文/丸岡彩子 Edited by 髙橋 ミチル
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