阪神2軍 佐藤輝が降格後初アーチ!百崎は初安打初打点初盗塁 20安打18得点で大勝
「ウエスタン、くふうハヤテ3-18阪神」(21日、草薙総合運動場野球場) 阪神2軍は今季最多の20安打18得点で大勝した。相手先発のモラに対し、打線が爆発し、初回から4得点。 【写真】佐藤輝が豪快スイングで右翼席へソロ 降格後初アーチにホッ 佐藤輝は二回には無死満塁の好機で第2打席を迎えるも空振り三振。次の打席も無死満塁で一、二塁間への痛烈な打球としたが一塁・福田のダイビングキャッチに阻まれていた。しかし、七回に降格後初の本塁打となる右翼スタンドへのソロをマークした。 ドラフト3位・山田が五回、左手への死球で負傷交代。代走で途中出場したドラフト4位・百崎はプロ初盗塁を決めると、プロ初安打初打点を含む2安打の活躍を見せた。 先発の茨木は初回から制球に苦しみ、6回5安打4四球3失点だった。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -20安打18得点と打線が爆発した。 「ヒットもそうなんだけど、やっぱり選球眼というところで。選んだフォアボールもあるし、向こうが自滅したところもあるし。やっぱりヒットだけではこんな点数は取れないと思うし。フォアボールを絡めながらというところで。仕留めるところと選球眼の両方がかみ合っての得点だと思うんで。特に点数が取れない時に選球眼は大きな武器になってくる。自分のストライクゾーンを確立して、選球眼も磨くという。バッティングを磨きながら、選球眼をレベルアップしていくのが大事だよね」 -佐藤輝が1発。満塁でいいライナーもあった。 「よくないよ、全然(笑)。どっちかと言うと、こっち来てから、左ピッチャーのコンタクトがいいかな。右の甘い球はちょっとまだ捉え切れてない部分があるんでね。そこら辺をもう少し精度を上げて、集中力も含めて一振りで捉えるくらいのところが出てくると、状態も上がってくると思うので」 -まだまだ。 「今日も満塁で2回。あそこで、ある程度内容あるバッティングというかね。そういうところで、今日はダメだったけど、前の前の試合では、ランナーいない時より、いる時の方が集中力が出て。その時も左ピッチャーだったか。左ピッチャーに対しての内容はいいんで。右ピッチャーに対して、ファームだから甘い球は何球も来るんだけど、それをまだちょっと捉え切れてないんで。そこらへんのところかな」 -最短で昇格は。 「それはこっちが決めることじゃないんで」 ー百崎は初盗塁に初安打初打点。 「非常にスイングが鋭い。打撃練習よりもゲームの方が内容がいいというか。打つ方に関しては実戦向きかなと。まだまだ守備も走塁もやることはたくさんあるけど、本人にしたらプロに入って最初の1本目のヒットはうれしいだろうし。そこで終わらずに2本目が出たというのが非常に大きいと思うし。結果を出すことで試合に出る機会も増えてくるだろうし。今は山田と2人で同じ内野手ということで、お互いが伸びていく立場でもあるし、ライバルでもあるしね。山田が出てない時にこうやって結果を出すと、山田もまたもう一回頑張ろうって気持ちになってくるだろうし。高いレベルでこの2人は競い合ってほしいね」 -山田は大丈夫か。 「今のところ骨がどうのこうのっていうことは、そういう感じではないけど。まだ腫れもあるんで、明日になってみないとわからない。左手だね」 -茨木は。 「今日は悪かったな。立ち上がりというか、ストライクが入らないからね。あれだけボール先行すると、どうしてもストライクゾーンも弱くなってしまうし。ランナーを置くと特にコントロールが乱れて、球が弱くなる。今日は茨木が持ってる課題の全部が出てしまったかなという。ほとんどの球がベルトから上で、あれを低めという意識をもっと強く持たないと。同じところばかりいってたんで。それでも今日は点数があったからね。何とか6回までは投げられたけど、今日はちょっと良くなかったね」 -明日の先発は。 「津田」