【巨人】ヘルナンデス来日1号&岡本弾で0ー5の3回に一挙6得点の大逆転! ソフトバンクに連勝で勝ち越し
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人6―5ソフトバンク(30日・東京ドーム) 巨人が0ー5の3回に、新助っ人ヘルナンデス外野手の来日1号3ラン&岡本和真内野手の逆転2ランなどで一挙6得点。ソフトバンクに連勝し交流戦の開幕カードに勝ち越した。 【動画】ヘルナンデス、来日1号3ラン ジャイアンツは先発の高橋礼投手が、制球に苦しみ3回8安打5失点KO。プロ最短の1回4失点KOを喫した19日の広島戦以来、2試合連続の背信投球でいきなり5点のビハインドを背負った。 貧打にあえぐ巨人打線には厳しい展開となったが、この夜は違った。3回裏に1死一、三塁から、まずは丸佳浩外野手が右前タイムリーで反撃ののろし。なおも1死一、二塁から、ヘルナンデスが左翼中段へデビュー3試合目で待望の初アーチ。「みんなが繋いでくれたチャンスでシンカー一本に絞って振りぬきました。最高です」という新助っ人砲の狙い通りの一発で1点差に迫った。 さらに、吉川尚輝内野手が二塁打で続き、岡本和真内野手が左越えの10号逆転2ラン。「逆転できるところまでみんなが繋いでくれたので、どうにかしたいという気持ちでいきました。逆転できて良かったです」と主砲にもアーチが飛び出し、この回一挙6得点で逆転した。巨人の1イニング複数得点は19日の広島戦(マツダ)の初回に3点を取って以来。なんと81イニングぶりの猛攻となった。 投げては4回から救援した井上温大投手が7回までの4イニングをパーフェクト投球。走者がいなくても時折、クイックモーションを織り交ぜて12球団最強のソフトバンク打線をほんろうした。7回1死から、柳田の一、二塁間へのゴロを吉川尚がスーパーキャッチ。素晴らしい守備範囲でアウトをもぎ取るなど、守りでも左腕を盛り立てた。 8回は3番手の高梨雄平投手が3人でピシャリ。ソフトバンクに競り勝ち、連勝を飾った。
報知新聞社